日曜歴史館(11月4日)のご案内

香川敬三と明治の水戸藩士-維新をめぐる勝者と敗者-

当館 石井 裕

平成30年11月4日(日)14:00~15:30 当館・講堂

明治時代,「那珂河畔の百姓」が「殿様の仲間入り」をしたと,世に大きな驚きを与えた人物がいました。元水戸藩郷士の香川敬三(現在の常陸大宮市出身)です。彼は,明治・大正期に、昭憲皇太后の側近である皇后宮大夫として「一種の元老」と呼ばれるような権勢をふるい,勲一等従一位伯爵という,通常ならば望みえないような高い地位にまで上りつめました。

宮中の高級官僚として活躍した香川ですが,その生涯を通じて,実は出自である旧水戸藩,茨城県との関係が大変深いものであったことが,近年の研究で明らかにされつつあります。特に,皇學館大学が管理する香川家文書には,明治という新しい時代を生きた旧藩士たちの多様な姿が記録されています。本講座では,香川家文書の分析を通じて,知られざる「その後の水戸藩士」たちの姿を見ていきます。


定員:200名(当日9:30より整理券配布) 

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