日曜歴史館(12月2日)のご案内

 

大日本史と水戸藩史料-明治期における水戸藩の顕彰-

当館 石井 裕

平成30年12月2日(日)14:00~15:30 当館・講堂

 

 明治30年代,茨城県で2つの歴史書が完成しました。明治39年(1906)に約250年をかけて編纂された「大日本史」,同36年(1903)に約15年をかけて編纂された「水戸藩史料」が完成しています。2代藩主徳川光圀がその編纂に着手した「大日本史」は,尊王攘夷思想を育んだ水戸学の母体となり,9代藩主徳川斉昭の事蹟を中心に編纂された「水戸藩史料」は,《「維新の魁」としての水戸藩》というイメージを形成する上で,大きな役割を果たすものでした。
「歴史は勝者が語るもの」。しかし,必ずしも「勝者」とは言えない者たちが,自らの存在証明をかけて歴史書を編纂したケースもあります。では,「大日本史」と「水戸藩史料」の場合,一体どのような位置付けができるでしょうか?本講座では,明治期における両書の編纂事業を中心に,その歴史的意義について考えていきます。

 

定員:200名(当日9:30より整理券配布) 

お気軽にご参加下さい