日曜歴史館(7月3日)のご案内

原田家文書の世界-水戸の三田といわれた家の幕末・明治-

当館 笹目 礼子

 平成28年7月3日(日)14:00~15:30 当館・講堂

 原田家は水戸徳川家に代々仕えた家柄で,中でも6代成(しげ)祐(すけ)は「原田家中興の祖」とされ,9代藩主斉昭の側近として仕え藤田東湖・戸田忠敞とともに「三田」と称されました。斉昭の隠居・謹慎に連座して蟄居中だった藤田東湖に,長男成徳(しげのり)・二男明善(あきよし)兄弟を入門させ,私塾を再開するきっかけを与えてもいます。長男成徳は東湖の娘を妻とし,二男明善の名は東湖によって命名されるなど,原田家と藤田家は深い関わりを持っていました。

 原田家文書は明善の直系となるご子孫によって大切に受け継がれてきた文書です。明善は水戸藩の内訌により慶応元年より約2年半にわたり牢に繋がれますが,維新後は茨城県や明治政府において重用され,明治8年(1875)には小笠原諸島の日本帰属のための調査に出向き,貴重な日記や報告書を残しています。一次史料が語るリアルな幕末・明治を,水戸藩そして明治政府にかかわった原田家の人々の事蹟を追いながら,原田家文書に見ていきたいと思います。

 

定員:200名(当日9:30より整理券配布) 

お気軽にご参加下さい