日曜歴史館(9月4日)のご案内

常陸名所図屏風について考える

当館 原口 知武

平成28年9月4日(日)14:00~15:30 当館・講堂

常陸名所屏風は一昨年度岩手県で発見され,茨城県の研究者の間でちょっとした話題になった資料で昨年度当館の特別展「茨城の宝Ⅰ」で茨城県初公開となりました。絹に色とりどりの鉱物をもとにした絵の具で彩色され,金箔や金粉などもふんだんに使われています。17世紀後期~18世紀初期頃(江戸時代)の常陸の国(現茨城県)を描いたと推定されます。

六曲一双(12枚の絵がつながったもの)に,北は袋田の滝(大子町)から南は手子后(てごきさき)神社(神栖市)まで,常陸国を太平洋側上空から見下ろすように描き,ランドマークとなる神社仏閣や名所旧跡を確認することができます。現在は見ることができない景色の記録をとどめています。仙台藩など東北諸藩の廻船が,内陸の水路を使い江戸に行っていたころの様子と考えられています。当時の人々が生き生きと描かれています。

発見から1年半後,考えたことを紹介させていただきます。

定員:200名(当日9:30より整理券配布) 

お気軽にご参加下さい