茨城大学地域連携講座(5月14日)のご案内

板谷波山と茨城の陶芸 

講師 茨城大学教授 藤原 貞朗 氏

 平成28年5月14日(土)14:00~16:00 当館・講堂

板谷波山は1872年に下館に生まれ,東京美術学校で彫刻を学んだ後,陶芸の世界に入ります。東京美術学校では,当時,校長をつとめていた岡倉天心と出会っていますが,この二人には重要な共通点があります。それは,二人とも,日本の伝統文化の復興に努めた人でありますが,ただ愛国的に日本が素晴らしいと主張したのではなく,欧米とアジアの文化をも深く理解し,国際人,コスモポリタンとして,古今東西の芸術を深く愛したという点です。さらに,二人とも,茨城という土地に愛着を示しました。 この講義では,「世界一」のクオリティを有するといわれる板谷波山の焼き物をじっくりと観察し,分析しながら,中国と日本の焼物だけでなく,欧米の焼物も含め,あらゆるものを研究し,融合し,そのうえで,第一級の作品を作り上げた制作プロセスと思想を明らかにします。また,日本を代表する陶芸家でありながら,波山が茨城の陶芸や美術の振興に尽力した理由とその意義についても考察したいと思います。

定員:200名(当日9:30より整理券配布) 

お気軽にご参加下さい