茨城大学地域連携講座(7月16日)のご案内

江戸時代の朝鮮通信使と地域社会-関東地方を中心にして- 

講師 茨城大学准教授 糟谷 政和 氏

平成28年7月16日(土)14:00~16:00 当館・講堂

日本と韓国(朝鮮)との交流の歴史は長く複雑であり、友好的な時もあればそうでない時もある。その中でも、豊臣秀吉の朝鮮侵略も含めた16世紀末以降の東アジアの大変動に対応して、日朝関係の新たなあり方として江戸時代の朝鮮通信使が始まった。そこでまず計12回の通信使について、派遣経緯・目的、使節の構成、往復の海路・陸路、歴史的意義を明らかにする。次に日本各地において人々は通信使と文化交流を行ったが、その様子を文字史料や絵画資料によって明らかにする。さらに文化交流の結果、現在も各地の民芸品や祭礼(土浦、川越等を含む)の中に通信使と関係の深いものがあるが、通信使を通じた文化交流の広がりとその伝承を明らかにする。一方で通信使の往来は、幕府や藩そして地域社会にとっては負担でもあった。現在、朝鮮通信使は善隣友好・文化交流の使節と評価されることが多いが、その歴史的意義について関東地方の地域社会の観点から改めて考えてみたい。

定員:200名(当日9:30より整理券配布) 

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