平成28年度 特別展Ⅰ 三昧塚古墳とその時代

平成28年度 特別展Ⅰ 三昧塚古墳とその時代

戦後間もない昭和30年3月,霞ヶ浦のほとりで1つの古墳が発掘されました。堤防工事に伴い墳丘を崩され,埴輪が出土したことがきっかけでした。地元の人々に古くから三昧塚と呼ばれていたこの古墳は,1ヶ月あまりの調査によって,古墳の主をおさめた石棺が確認され,その内外から多数の貴重な資料が出土しました。特に古墳の主が被っていた金銅製の冠は,馬の飾りをつけた全国的にも稀少な資料であり,金銅製の耳飾りとともに,古墳時代に霞ヶ浦北岸を支配した首長の豪壮な姿を思い起こさせるものでした。古墳は長らく墳丘が削られた姿で残されていましたが,2度の調査を経て復元整備され,現在は公園として生まれ変わり,地元の人々に親しまれています。

 今日,三昧塚古墳は,その出土した資料から,常陸の代表的な古墳であり,古墳時代の1つの画期となる存在として知られています。発掘から60年あまりが過ぎ,新しい知見も出されてきました。今回,当館が所蔵する資料を中心に三昧塚古墳の全体像を改めてご覧いただくとともに,同時代およびその後の県内及び関東の古墳とともに紹介いたします。

会期:平成28年10月8日(土)~11月23日(水・勤労感謝の日)

 

○講演会<要入館券>

演題「三昧塚古墳の調査とその問題点」

日時:平成28年10月30日(日)午後1時30分~午後3時00分 

定員 200名(当日9:30より整理券配布 先着順)

講師:明治大学名誉教授 大塚 初重 氏

○展示解説<要入館券>

日時:①10月15日(土)午前11時・午後1時30分②11月3日(木・祝)午前11時・午後1時30分③11月12日(土)午前11時00分・午後1時30分

担当:当館首席研究員 小澤 重雄

○小・中学生向け展示解説<要入館券>

日時:11月13日(日・県民の日) 午前10時30分

担当:当館首席研究員 小澤 重雄

○埴輪作り体験<要事前申込>

日時:10月23日(日) 午後1時30分~午後3時30分

対象:小学生3年生以上

講師:西浦製陶 山中 誠 氏

※材料費800円がかかります

埴輪作り体験の申込方法はこちらから

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